肩の痛み
こんな症状ありませんか?
- 肩が痛い
- 腕が上がらない
- 寝るときに肩が痛む

主な疾患と原因
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
腕を動かす筋肉は肩甲骨から肩に伸びており、その末端は肩の骨に付く腱で、この腱の部分に炎症が起こると、肩の痛みや可動制限が生じます。
「四十肩は放っておけば治る」と言われることもありますが、治療せずにそのままにしておくと、肩が硬く動かなくなる「凍結肩」に進行する場合があります。
典型的な症状
- 服を着替えるときに痛む
- 駐車券を取る動作で痛い
- 夜寝るときにうずく
- 痛む方の肩を下にして寝られない
石灰性腱板炎
肩の腱の部分にカルシウム(石灰)が沈着し、炎症を起こす疾患です。
ある日突然、強い肩の痛みが出て、腕を上げられなくなることがあります。
腱板損傷
転倒や衝突による外傷、または加齢により肩の腱が断裂することで発症します。
痛みは徐々に和らぐこともありますが、症状や年齢によっては手術が必要になる場合があります。
肩関節脱臼
スポーツ中などに肩が可動範囲を超えて動くことで、関節が外れてしまうことがあります。
整復(元の位置に戻す)を行うと痛みは軽減し、ある程度動かせるようになりますが、脱臼時に周囲の靭帯が損傷していると、再脱臼を繰り返すことがあるので注意しましょう。
脱臼しやすくなった場合は、手術が検討されます。
肩鎖関節脱臼
転倒して肩をぶつけたり、手をついた衝撃で肩甲骨と鎖骨の間の関節が外れることがあります。
肩関節脱臼と異なり、この肩鎖関節は整復が難しく、手術をしても完全に元の形に戻すことは困難です。
ただし、多くの場合は時間の経過とともに痛みが軽減していきます。
野球肩
小学生から高校生の投球動作によって、肩の腱や骨に過度な負担がかかり、炎症や骨の変形を起こすことがあります。
症状の改善には、投球数の制限や正しいフォームの習得を大切にしましょう。
変形性肩関節症
肩関節の軟骨がすり減り、痛みや可動域制限を引き起こす疾患です。
腕が上がらない、少し動かすだけで痛むといった症状がみられます。
傷んだ軟骨の修復は難しいため、ヒアルロン酸注射による痛みの軽減や、リハビリテーション(リハビリ)による関節の柔軟性改善を目指しましょう。
肩の症状は他の部位と比べて改善までに時間がかかることが多いため、根気強くリハビリを続けることが大切です。
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