首の痛み

こんな症状ありませんか？

主な疾患と原因

頸椎捻挫

頸椎の周囲にある靭帯や筋肉、椎間板等が損傷し、首の痛みや動かしにくさが特徴です。
はっきりとした原因がある場合もあれば、朝起きた際に突然痛みが出ることもあります。

肩こり

同じ姿勢が続く、下を向く時間が長い、姿勢が悪い等の理由で首周囲の筋肉に過剰な負担がかかり、炎症が起こることで痛みや重だるさが出ます。

また、首の骨の並びがまっすぐになる「ストレートネック」も肩こりの原因です。

頸椎椎間板ヘルニア

頸椎の間にある椎間板が本来の位置から飛び出し、神経を圧迫することで肩甲骨から腕にかけて痛みやしびれが生じるのが特徴です。
症状が強い場合は、腕や手の力が入りにくくなることもあります。

むち打ち（外傷性頚部症候群）

交通事故などで首に強い負担がかかり、首の痛みや腕のしびれ、頭痛が生じるのが特徴です。
事故から2～3日かけて症状が出てくる場合もあり、強い痛みが続くこともあれば、軽い痛みが長引く場合もあります。

頸椎回旋位固定

小学生頃までの小児に比較的多くみられる疾患です。明確な原因がないまま、首が痛くて動かせなくなり、固定されたような状態になることがあります。
これは頸椎の1番上の骨と2番目の骨が軽度にずれる（亜脱臼する）ことで起こります。

変形性頚椎症

加齢により首の骨の並びが悪くなったり、骨と骨の間が狭くなったり、骨の形が変化することで発症します。
変形が進行すると、神経症状（腕や手のしびれ・筋力低下）が出る場合もあるので早めに受診しましょう。